皆さん、こんにちは。東京都墨田区を拠点に、エレベーターの設置・改修・部品交換などを手掛けている株式会社墨藤設備です。
「電気工事の経験はあるけれど、エレベーター工事についていけるだろうか」「転職後、どのくらいで仕事を任せてもらえるのか」と不安に感じていませんか。
電気工事とエレベーター工事には共通点がありますが、扱う設備や施工方法は同じではありません。経験者であっても、エレベーター特有の部品や構造は入社後に覚える必要があります。
ただし、すべてを一度に任されるわけではありません。
入社後は先輩の補助から始め、電気工事の経験を活かしながら、段階的にエレベーターの施工技術を身につけていきます。
この記事では、電気工事士からエレベーター職人へ転職した後、仕事を任されるまでの成長イメージを解説します。
【要点まとめ】
- 入社直後は部品の名称や安全ルールから覚える
- 先輩の補助をしながら設置・改修工事の流れを身につける
- 2〜3年を一人で現場を担当するための一つの目安として経験を積む
■電気工事経験者でも最初からすべてはできない
電気工事の経験があっても、入社直後からエレベーター工事のすべてを一人で担当できるわけではありません。
エレベーターには、ガイドレール、モーター、フレーム、カゴ、扉、制御機器など、電気工事では扱わなかった部品が使用されています。
また、新設工事と改修工事では作業内容が異なり、メーカーや設備によって施工方法が変わる場合もあります。
経験者だからといって分からないまま作業を進めることは、安全上のリスクにつながります。
電気工事の経験を持っていることと、エレベーター工事の手順を新しく学ぶことを分けて考えることが大切です。
一方で、工具の扱い方や図面の確認、安全な作業の進め方を知っていることは大きな土台になります。現場での基本を理解している分、エレベーター特有の技術を覚えることへ集中しやすくなります。
■入社直後に覚えること
入社直後は、エレベーターを構成する部品の名称や役割を覚えるところから始めます。
部品の名前が分からなければ、先輩からの指示を正確に理解できません。まずは実際の部品を見ながら、どこに使用され、どのような役割を持っているのかを学びます。
あわせて、新設工事と改修工事の違い、部品や工具の運搬方法、現場ごとの安全ルールなども確認します。
エレベーター工事では、電気だけでなく、重量物や高所に関する危険にも注意が必要です。作業を始める前の確認や声掛けを省略せず、安全を優先する習慣を身につけます。
メーカーごとの作業手順や現場内のルールについても、先輩の説明を受けながら一つずつ覚えていきます。
■先輩の補助から工事全体の流れを身につける
部品の名称や基本的なルールを覚えた後は、先輩と一緒に現場へ入り、補助作業から経験を積みます。
最初は、搬入された部品を並べて状態を確認したり、使用する工具を準備したり、作業場所へ部品を運んだりするところから始まります。
先輩の指示に沿って取り付けを手伝いながら、どの部品をどの順番で組み立てるのかを理解していきます。
大切なのは、目の前の作業方法だけを覚えるのではなく、その作業が前後の工程とどのようにつながっているかを考えることです。
例えば、部品を取り付けた後にどのような調整が必要になるのか、次の作業では何を使用するのかを理解できるようになると、自分から準備や行動ができるようになります。
分からないことをそのままにせず、作業前に先輩へ確認する姿勢も成長には欠かせません。
■電気工事の経験を活かして任される範囲を広げる
エレベーター工事の流れを覚えていく中で、電気工事の経験を活かせる場面も増えていきます。
配線や結線に関する知識があれば、制御機器や電装品がどのようにつながっているのかを理解する助けになります。
施工図や配線図を見た経験は、図面から取り付け位置や完成形をイメージするときに役立ちます。電動工具の扱いや、作業前後の安全確認も共通する力です。
また、建設現場での経験があれば、他職種との連携や朝礼、報告・連絡・相談の重要性も理解しています。
電気工事で身につけた力を活かしながら機械の組み立てや調整を覚えることで、少しずつ任される作業の範囲が広がります。
入社後にどのような環境で技術を身につけるのか知りたい方は、働き方を見るだけでも構いません。
■2〜3年を一つの目安に現場を担当できる力を養う
佐藤代表によると、エレベーター工事を経験したことがない方の場合でも、2〜3年ほど経験を積み、一人で現場を持てるようになることが成長の一つの目安です。
ただし、仕事を覚える速さには個人差があります。2〜3年が経過すれば自動的に一人前になれるわけではありません。
一人で現場を担当するためには、取り付け作業ができるだけでなく、必要な部品や工具を準備し、工程を考え、安全に作業を進める力が必要です。
想定外の状況が発生したときに、自分だけで判断せず、適切な相手へ報告できることも大切です。
墨藤設備では、資格の有無だけではなく、現場で何を任せられるか、どこまで安全に仕事を進められるかを重視しています。
一つずつできることを増やし、先輩の確認を受けながら経験を積むことで、現場を担当できる職人を目指します。
■現場リーダーとして人と工程をまとめる道もある
一人で現場を担当できるようになった後は、現場リーダーとして経験を積む道があります。
現場リーダーには、自分の作業を正確に行うだけでなく、ほかの作業員への指示や役割分担、工程の管理、安全確認などが求められます。
他業者やメーカーと調整し、現場全体が予定どおり進むように判断することも必要です。後輩が入社した場合には、これまで自分が学んできた技術や安全ルールを伝える役割も担います。
墨藤設備では、資格だけで評価するのではなく、現場経験や任せられる仕事の範囲、リーダーとしての役割などを評価につなげています。
業務に関係する資格の取得費用を会社が負担する制度や、メーカー社員による技能教育講習も用意しています。
電気工事の経験にエレベーターの技術を加えることで、設備全体を扱う職人から、現場をまとめるリーダーまでキャリアを広げられます。
株式会社墨藤設備では、電気工事や電気通信工事の経験者はもちろん、エレベーター工事が初めての方も募集しています。
すぐに応募を決める必要はありませんので、これまでの経験がどこから活かせるのか、まずは募集内容を確認してみてください。

