皆さん、こんにちは。東京都墨田区を拠点に、エレベーターの設置・改修・部品交換などを手掛けている株式会社墨藤設備です。
「電気工事の経験を活かして別の仕事に挑戦したい」「エレベーター工事に興味はあるけれど、これまでの経験が通用するのか分からない」と悩んでいませんか。
エレベーター工事は、電気だけでなく機械や建築の知識も関わる仕事です。しかし、すべてを一から覚え直すわけではありません。
電気工事で身につけた配線・図面・工具・安全管理・段取りの経験は、エレベーター工事でも活かせます。
この記事では、電気工事の経験がエレベーター工事でどのように役立つのか、転職後に新しく覚える技術とあわせて解説します。
【要点まとめ】
- 電気工事で身につけた現場経験はエレベーター工事でも土台になる
- 配線だけでなく機械の組み立てや設備全体の構造を学べる
- 電気と機械の両方に対応できる職人へ成長できる
■電気工事の経験はエレベーター工事でも活かせる
エレベーターは、モーターや制御機器、ボタン、扉など、さまざまな部品が組み合わさって動く設備です。そのため、エレベーター工事では機械の組み立てだけでなく、電気に関する知識も必要になります。
電気工事を経験している方は、工具の扱い方や図面の確認、安全な作業の進め方など、建設現場で必要となる基本をすでに理解しています。
エレベーター特有の部品や施工方法は新しく覚える必要がありますが、これまでの経験がなくなるわけではありません。
電気工事士からエレベーター職人への転職は、未経験からのやり直しではなく、これまでの技術に新しい専門性を加える選択肢です。
■電気工事とエレベーター工事に共通する仕事
電気工事とエレベーター工事は、扱う設備や施工範囲が異なります。一方で、現場で求められる基本的な姿勢には多くの共通点があります。
どちらの仕事でも、図面や手順を確認しながら、決められた位置へ部品や設備を正確に取り付けなければなりません。
また、電動工具や測定機器を使用する場面があり、作業前後の確認も欠かせません。小さな確認不足が事故や手戻りにつながるため、慎重に作業する姿勢が求められます。
建設現場では、自分の作業だけを見ていればよいわけではありません。他職種の進捗を確認し、周囲と声を掛け合いながら工程を進める点も共通しています。
電気工事の現場で培った安全意識や報告・連絡・相談の習慣は、エレベーター工事へ転職した後も大切な力になります。
■エレベーター工事で活かせる5つのスキル
・配線や通電確認を正確に行う力
エレベーターには、制御盤やモーター、ボタン、開閉機器など、電気に関わる部品が使用されています。
配線や結線に関する知識があれば、部品同士がどのようにつながり、設備がどのように動いているのかを理解する助けになります。
電気工事で身につけた、作業後まで丁寧に確認する習慣も活かせます。
・図面を読み取る力
エレベーター工事では、図面を確認しながら部品の取り付け位置や作業手順を把握します。
電気工事で施工図や配線図を見てきた方は、図面から完成形を想像することに慣れています。記号や部品の名称は異なっても、図面を見ながら作業を組み立てる考え方は共通しています。
・工具を安全に扱う力
エレベーター工事でも、さまざまな電動工具や現場工具を使用します。
工具の選び方や安全な持ち方、使用前の点検方法を理解していることは、新しい作業を覚えるうえで大きな土台になります。
ただし、扱う部品や作業場所によって使用方法が変わるため、経験者であっても先輩の指示や現場のルールを確認することが大切です。
・現場の危険を予測する力
エレベーター工事では、電気に加えて、高所や重量物を扱う場面があります。
「電気が流れているかもしれない」「部品が動くかもしれない」と危険を予測し、作業前に確認する姿勢が必要です。
電気工事の現場で身につけた安全意識は、自分だけでなく、一緒に働く仲間を守る力になります。
・工程を先読みして周囲と連携する力
現場では、次に必要となる部品や工具を考えながら準備することで、作業をスムーズに進められます。
自分の作業が終わった後に何が始まるのか、他職種の工事がどこまで進んでいるのかを確認する段取り力も重要です。
電気工事で培った現場全体を見る力や、周囲と連携する力は、エレベーター工事でも活かせます。
■転職後に新しく身につけるエレベーター特有の技術
電気工事の経験を活かせる一方で、エレベーター工事には新しく覚える技術もあります。
新設工事では、ガイドレールや土台を取り付け、カゴを昇降させるモーターやフレームを組み立てます。その後、カゴの床・天井・壁、扉、ボタンなどを取り付け、最後に調整と試運転を行います。
改修工事では、古くなった設備を確認し、必要な部品を取り外して新しいものへ更新します。既存の設備を残しながら作業する場合もあるため、建物やエレベーターの状態に応じた判断が必要です。
また、重量のある部品を安全に扱う方法や、エレベーターが上下する仕組み、メーカーごとの施工手順なども学んでいきます。
電気工事の経験を土台に、機械の構造や組み立てを覚えることで、設備全体を理解できる職人へ成長できます。
転職後の仕事内容をもう少し具体的に知りたい方は、まずは募集内容を見るだけでも構いません。
■バラバラの部品が動く設備へ変わる面白さ
佐藤代表は、エレベーターの組み立てを「プラモデル感覚」と表現しています。
エレベーターの部品は、完成した状態で現場へ届くわけではありません。バラバラの状態で搬入された部品を一度床に並べ、数量や状態を確認してから、使用する場所へ運びます。
そこから図面や手順に沿って、一つずつ正確に取り付けていきます。
最初はただの部品だったものが、工事を進めるにつれてカゴや扉、モーターを備えた一つの設備へ変わっていきます。
自分たちの手で組み上げたエレベーターが、最後に実際に動く瞬間を見届けられることが、この仕事ならではの達成感です。
配線工事だけでなく、部品の状態から設備の完成まで関わりたい方にとって、エレベーター工事はものづくりの面白さを感じやすい仕事です。
■電気工事の経験にエレベーターの技術を加える
エレベーター工事に向いているのは、配線だけでなく機械の組み立てにも関わりたい方や、大型設備を完成までつくり上げたい方です。
図面を見ながら正確に作業することが得意な方や、現場経験を活かして専門性を高めたい方にも適しています。
エレベーター工事では、電気工事で培った知識や安全意識を活かしながら、機械の組み立てや設備全体の構造を学べます。
電気と機械の両方に対応できるようになれば、職人として任される仕事の幅も広がります。
株式会社墨藤設備では、電気工事や電気通信工事の経験がある方はもちろん、エレベーター工事が初めての方も募集しています。
自分の経験がどこまで活かせるか気になる方は、応募を決める前に募集要項を確認してみてください。

